コロナウイルス感染症対策について

勝手に変換する脳と周りの理解

writer:前田真理

思い込みで始まった子育てはしょっぱなからつまずきました

出産後、実家で過ごしていた私
初孫ということもありお祝いに来てくださる親戚や近所の人たち
お披露目の時は良いけれど時間がたつと子どももぐずり始め
おのずと別室(寝ている部屋)へ移動することに

楽しそうな声を聞きながら
泣く子におっぱいをあげたりオムツを替える
それでもぐずぐず

泣き止ますためのおっぱいとおむつ替えなのだから
子どもにすればいい気はしないのは当然

泣き止まない子どもと楽しい声にイライラし始める

泣き声がやまず、みかねた母(私の母)がやってきて
「まだ泣いてんの?」

これが
「泣き止ませられない母親ってどうなの?」と勝手に変換
その時私から出た言葉
「あの人たち何しにきたん?お祝いに来たんじゃないの?」

あぁ、、八つ当たり
しかも感情が高ぶって泣きながら言ってました

私は別室に行かなければならなくなった自分がとても寂しかった
楽しそうな声が聞こえるたびにどんどん孤独感が増していった

だから出た言葉

すると、八つ当たりしてきた娘に腹を立てた母が言った
「そんなこと言うならこの子は旦那さんに預ける!」と
私から子どもを引き離そうとしたのです

恐怖でした
わが子を取られる、そう思ったと同時に
もう絶対泣き言なんて言わないと心に決めました

これがダークな子育てへの第1歩だった気がします

そんな母との出来事がありましたが、その時から今もとても仲良しにしているのでご安心くださいね

母との親子関係がこじれずに済んだのは
そんな私をいつも気にかけ、いつも「頑張ってるね」と声をかけてくれ
母から愛されていると感じ同じ子を持つ母として尊敬できているからだと思います

そしてそれが子育てをするうえでそれが母でなくても
心が許せる人に言ってもらったり、してもらうことが大切なんだと気づいたのもずいぶん後のお話です

「もっと早くから知っていれば、子育てのスタートはもっと楽になる」

そして
妊娠期間の生活と出産後の生活
もちろん子育てが始まるんだけれど

孤立感・孤独感を感じるお母さんは多い
周りの何気ない一言が本当に傷つく
勝手に変換してしまう脳と周りの理解がうまくいけば
子育てのスタートはもっと楽になる

でも気づくのは子育てが始まってずっとずっと先
その期間がもったいない

そう思うから今の活動をしています

本当は、妊娠期間中に知ってほしいことがたくさんあります
出産に関しても、お母さんになる準備も、人とのかかわり方も
何より自分を大切にするということを知ってほしいと思っています

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